2005年2月のパスカルのおもちゃばこ


 こんにちは、パスカルです。
節分の日に僕も豆をもらって食べたよ。5個だからすぐ終わっちゃった。暦の上では「立春」を過ぎてもう、春なんだってね。でも、まだ僕にとっての「適温」にはほど遠い感じ。
 リビングでくつろいでても、庭木にいろんな鳥が来るから見に行かなくちゃ!と思うし、温まりすぎると外の空気が吸いたいなと思うし・・・要するに僕は、リビングとベランダを好きに行ったり来たりしたいんだ。
 それなのに、前に話したかもしれないけど、うちには「猫さま専用ドア」なんてものはないから、いちいち「あのー、外に出たいんですけどォ」とお伺いをたててベランダとの境のガラス戸を開けてもらうわけ。外に行ったからって、まだ冬で寒いから、そんなに長くベランダでは過ごさないよね。だけど、(たいていはかあさまなんだけど)「寒いっ!」とか言って、すぐにガラス戸を閉められちゃうんだ。このまま外出でもされたら僕は何時間も戸外にいなきゃならないから、ワォ〜ンって啼いて、また入れてもらうんだ。一日に何回も。
お互いにわずらわしいだろうから、いっそのことガラス戸を閉められないように、サッシのレールをまたいで寝転んでやろうか、とも思ってみたけど、硬いから居心地はよくないかもしれないね。
 今月の写真で僕が乗っかってるもの何だかわかる?
昔むかしの旅行用トランクなんだって。
パパのおじいさんがヨーロッパを回ってきたときに使ったものらしいから、相当古いはずだ。リビングに置かれて古新聞とかいろいろ入っているんだけど。この上は日当りも良くて誰にも蹴とばされる心配はないから、お昼寝の場所としては最高だったんだよ。でもいつのまにか兄ちゃんがLPやCD置き場にしちゃって、もう寝転がるスペースがなくなってしまったんだよ。兄ちゃんが音楽を聴いてくつろいでるときは僕も兄ちゃんのあぐらに入ってくつろげるからいいんだけど、たまに僕を不安にさせるような曲(フレンチポップスのどれか)をかけるから、それは少し迷惑。
CDが増えるにつれて、不安になる曲が複数になった気がする。
僕に「これかけていい?」って尋ねてから聴いてほしいよね。
                                  では又、来月ね。

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