12月のパスカルのおもちゃばこ


 こんにちは。 パスカルです。
この間、僕はとってもとってもひどい目にあわされたんだよ。 ≪筆舌に尽くしがたい≫なんて表現もあるけど、あまりにもくやしいから、こうしてちゃんとMacに残しとくことにしたんだ。
 先月くらいから、家の人たちが「そろそろだね」と言ってるのは知っていたんだよ。 巷では「サンタさん」とか「お正月」とか「2000年」とか言っているから、そいのテの話かなあと思ってたんだけど・・・・≪きょせい≫とかで僕が病院に行く日のことだったんだよ!!!
 ある日曜、僕はいつものように一番に起きて、ごはんが置いてあるところへ行ってみた (1)そしたら何と、ごはんのいれものがない!!「ま、いいや。 そのうちにかあさまが起きてきたら、すぐにくれるし」とのんびりしてたんだけど、なぜかかあさまはくれなかったんだよ。 おなかがすいたまま、9時半になって「車をとってくるね」とパパが出ていったあと、僕は
(2)突然小さなカゴに入れられてしまった。 「あ、パスカルにはこのカゴ小っちゃくなったね。」と兄ちゃんが言ったけど、僕は前にそのカゴに入ったことがあるってのも忘れてたんだからね。 それからカゴに入ったまま知らない人がたくさん通っている道を運ばれて
(3)車というものに乗せられてしまった。 これは(前にも乗ったらしいけど知るもんか)かなり苦痛だったよ。 エンジンとやらがうるさいし、他の車とすれちがう度に恐いし。 今まで出したこともない声でワォンワォンと啼いたら、パパもかあさまも「よしよし」と頭を撫でてくれたけど、でも絶対に車を止めてはくれなかったんだ、恨・恨・恨。
(4)そして、着いたところは病院だとさ。 ダクタリ浦和病院と言って、これも前に2回来たことがあるけど、もう忘れちゃってたよ。
まず体重計。 「お、3800gになってる」とヒゲのお医者さんに言われて、すかさずかあさまが「どおりで重いはずね」とか答えているうちに、おねえさん(獣医看護士というらしい)2人が僕を押さえつけて
(5)何と、僕の嫌いな爪切りを始めたじゃないか。 思いっきり噛んでやったら「まあ、ごきげんが悪いのね」とコーンとやらをかぶせられてしまった。
(6)そして、注射器で血を採られた。 ヒゲのお医者さんは検査のためだとか言ったけど僕はどこも悪くなんだからそんな必要はないのに・・・
(7) そのあとは注射をして眠くなって・・・・・・・目が覚めても知らない場所だから、スミの方にじっとしてふてくされてたんだ。 迎えには兄ちゃんも来たけど何と、7つも嫌なことされて8つ目はやはり車にのってヘトヘトになって帰って来たというわけ。
では又、来月ね。
PS.病院で目がさめたら僕の急所の毛が無くなっていて、それにとても痛かった。 僕はもう病院なんかに行きたくないョ。


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