2009年9月のパスカルのおもちゃばこ


 こんにちは、パスカルです。
 暑い日もあるけど、秋の気配がだんだんだんだん強くなってきたね。
ここ数ヶ月は、百にひっかき回されて、僕は大事なことをすっかり忘れてたんだけど、8月の終わりって、僕が毎年ワクチンのために病院に行く頃だったんだ。
かあさまが「おいでおいで」って手招きするから、なにげに寄っていったら、ケージに入れられて階段を下りて玄関の近くに連れて行かれた。
百も、僕とうーんと仲良くではないけど、僕がいやがって、ウォンウォーンって啼いたから、階段の上から心配そうに見てた。啼いたのは、ちょっと大人気なかったかなって思うけど、僕は病院に行くのも嫌いだし、その前後に車に乗るのがすごーくイヤなんだ!!
 新しいドクターがいて、体重も計られたけど、ま、それは去年より若干減っていて(百のせい!?)ってことでまずまず。でも「高齢の猫ちゃん(誰?)なので、早いうちにドック検診」をって言われたような・・・ ま、聞こえなかったことにしとこう。
 それよりこの半月間、百のことで僕はずいぶん気をもまされた!
あいつは、この家にきてまだ半年足らずだけど、すっかりうちの子になってて、お客さんなんかが来ると、ちょっと人見知りして奥に引っ込んでしまうんだよ。
そのくせ、「外にちょって出てみたい」気分は残っているらしく、ベランダの手すりから松の木に飛び降りて、お庭をかけまわったことが2度、3度−−−−−そのたびに、かあさまと兄ちゃんが大騒ぎして、庭で捕獲したり、兄ちゃんは松の木に登って抱き下ろしてきたり・・・僕は百と2人で留守番してるときに「おまえ少しは考えろよな、迷惑かけるなよ」ってさとすんだけど、まるっきり効き目なし!
 一度なんかは、かあさまが実家に行ってる間に出てしまい、これがあいにく兄ちゃんも旅行中で、の ほほんとして寛いでいたパパは百が出て行ったことも気づかず−−−−−庭から戻ろうとして玄関前に回っていた百を(さいわい玄関が網戸だった!)僕が網戸の下をたくし上げて入れてやったこともあったよ。僕もこの間まで一人っ子でこんな苦労はなかったんだけどね。やれやれだ。
               では又、来月ね。


つぎのページ
今月のパスカルのおもちゃ箱
バックナンバー
ひょうしのページ
パスカルはここから養子にきました